#11 夏も大事なスキンケア。テカリやべとつきばかり気にして、さっぱり系に走ってはいけません

2017.08.04

夏は皮脂の分泌が増え、肌のてかりやべとつきが気になります。そうなると、スキンケアもノンオイルでさっぱり系が良いと思い込みがちですが、乾燥対策も忘れてはいけません。大人の女性の肌は一年を通して乾燥しやすいからです。皮脂の分泌が増えてべとつく一方で乾燥しているところもあるという人がとても多いのです。

べとつきの一方で乾燥ダメージを受けていることがある!?

夏のスキンケアはまず紫外線対策が頭に浮かびますが、ファンデーションを塗る前の保湿・保護のケアも忘れないようにしましょう。冬の間はもっぱら乾燥に対する注意でしたが、これからは「適切なオイルバランスを保つ」がキーワードになります。皮脂の分泌が増えて、テカったり、ベトついたりするようになっても、「もう乾燥に対する注意はしばらくしなくていい」なんて思わないでください。べとつく一方で乾燥を進行させるという厄介なお肌の状態を招いてしまうからです。湿度の高い夏はそれに気づきませんが、やがて秋風が吹くようになると急にカサつき出して慌てることになります。これは秋が来て乾燥しだしたのではなく、夏の間から乾燥ダメージを受けていたことに秋になって気づいただけなのです。
肌のオイルバランスとは、角質層の水分と脂分のバランスのことです。肌は角質層に水分が含まれていて、その上に皮脂膜がヴェールのように覆っているというのがノーマルな状態です。ベトついたりテカったりするのは脂分が過剰だからと考えがちです。しかし本当は大人の女性の場合は、脂分が過剰というより水分が不足していてそうなる場合が多いのです。角質層に含まれる水分が不足すると少しの皮脂でもテカる感じになります。また、肌は水分が不足するとそれを保とうとして皮脂をたくさん分泌します。これがオイルバランスの乱れです。十分に水分を含んだ整った角質層があると少しの脂分ではベトついたりテカったりしません。
水分と脂分のバランスが大事

紫外線でも酸化せず、肌になじむスクワランは夏も活躍します

オイルバランスの整った角質層を育てていくのがスキンケアの本来の目的です。保湿の後に、肌の水分を保つため保護することは夏でも必要です。でも顔の部分によってさまざまなオイルバランスの状態があるときに、どのようにして脂分を補うのかはなかなか厄介な問題です。多くの成分を含んだ乳液やクリームでの保護はお肌への負担になる場合もあります。その点、オリーブスクアランは人の皮脂に含まれているスクワランだけの単一成分ですから、夏の間も肌への負担なく皮脂と同じ水分保持の役目を果たしてくれます。また、よく伸びてすぐに肌になじむオリーブスクアランは夏も使いやすいオイルです。皮脂には、脂肪酸・コレステリン・スクワランなどの成分が含まれていて、これが天然のクリームとなってお肌を守っています。この中でお肌を乾燥から守るのに一番大切な役目を果たしているのがスクワランで、皮脂中に15〜18%ほど含まれています。また、スクワランは皮膚の上で酸化、変質することがないので酸化ダメージ、いわゆる油やけを全く気にしなくていいという大きなメリットがあります。
オリーブスクワランはこのように美容オイルとしても多くの優れた性質を持っています。是非一度、使って見てください。
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