#4肌荒れの対策は自分の肌質を知るところから始めましょう。

2017.04.21

チェックのポイントは「水分」と「油分」

ある日突然今まで使っていた化粧品が合わなくなる!?

加齢によっても季節の変わり目など気温や室温などによっても肌質は変わります。よく「私は乾燥肌だから」「オイリーだから」と自己判断している方がいますが、ご自分の肌質を勘違いされている方もいますし、肌質の変化に気づいていない方もいます。時々、チェックして、その時々の肌にあった対策をしないと、かえって逆効果になってしまいます。

では、どのようにチェックすれば良い?

まずは水分(セラミド)と油分(皮脂)の2方向からチェックしてみましょう。自分の肌が次の4つのタイプのうちのどこに分類されるかを調べてみてください。肌タイプの特徴や、ケアの対策も記しておきますから参考にしてください。

肌荒れ?と感じたら・・・まずは肌質をチェック!

洗顔後、化粧水など何もつけずに、20分置いてから肌の状態をチェックします。
  • 少しつっぱった後、自然に潤ってくる「ノーマル肌」タイプ

    《特徴》

    1. 水分(セラミド)が多く、油分は少なめ
    2. セラミドが多く肌本来の保湿力があるため、洗いっぱなしでもひどくつっぱらない
    3. トラブルを起こしにくく、肌のキメも細かい

    《スキンケア対策》

    強力なクレンジング料や洗顔料などで必要以上に肌への刺激を与えないよう気を付け、化粧水+美容液で基本のケアを!
    おすすめ:ホットクレンジングジェル
  • 皮脂が浮き、べたつく「オイリー肌」タイプ

    《特徴》

    1. 油分が多め
    2. テカリやベタつきが起こりやすい
    3. ニキビができやすい

    《スキンケア対策》

    皮脂を減らすことより水分を増やすことが大事。美容液などでセラミドをはじめ保湿成分を補い、水分と油分のバランスを整えて!
    おすすめ:オリーブスクアラン
  • 肌がかなりつっぱる、「ドライ肌」タイプ

    《特徴》

    1. 水分(セラミド)・油分(皮脂)ともに不足している
    2. セラミド不足のため肌からすぐに水分が蒸発してつっぱる
    3. 角質層のバリア機能が低下しており、敏感になりやすい

    《スキンケア対策》

    水分保持が最優先!保湿力が特に高いセラミド配合の化粧水・美容液をたっぷり使い、肌の水分保持力を高めましょう。
    おすすめ:ダブルエーローションさくら
  • べたつくけれど、つっぱる「オイリードライ肌」タイプ

    《特徴》

    1. 油分(皮脂)が多く、水分(セラミド)が少ない
    2. ニキビができやすく、敏感にもなりやすい
    3. 肌トラブルが最も多いタイプ

    《スキンケア対策》

    「オイリー肌」タイプ以上に水分(セラミド)が必要。美容液などでセラミドをはじめとする保湿成分を補い、保湿力を高め、水分を維持できる肌に!
    おすすめ:ミルキースクアラン

肌タイプはUゾーンで判断すること

顔の部分的に肌質が違う場合はどのタイプにあてはまるのでしょうか

よくTゾーンがオイリーでUゾーンがドライといった部分的に肌質が違う方が「混合肌です」とおっしゃいますが、これは正確ではありません。TゾーンとUゾーンが同じ肌質という人はほとんどいないのです。肌質はUゾーンで判断し、ケアもデリケートでトラブルが多いUゾーンに合わせてしたほうが効果的です。

TゾーンでもUゾーンでもない目もとの乾燥はどの肌タイプにも共通するのでは?

目もとは皮膚も薄くデリケートなので、どの肌タイプの方も乾燥しがちです。目元はとくに年齢が出やすいところですし、できれば定期的にケアしてあげたいですね。私は週に1度、“そら豆”の形にカットされた目元専用のコットンを使ってパックをしています。化粧水や美容液をコットンにたっぷりと含ませ、目のきわギリギリにのせるだけ。コットンが完全に乾いてしまうと肌の水分がかえって奪われてしまうので、(そろそろ乾いてきたな…)というタイミングで取り外してください。最後にオリーブスクアランでうすーく蓋をするのをお忘れなく。
ただ、目のまわりの皮膚が赤くなってカサカサしたり、かゆみが出たりする場合は、アトピー性皮膚炎の可能性もありますので、気になるときは早めに皮膚科を受診しましょう。
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